講演「司法と原発」~近時の重要判決を踏まえて~

フクシマを忘れない!泊原発廃炉訴訟の勝利を目指して!

「司法と原発」

~近時の重要判決を踏まえて~

講師:菅澤紀生さん
東京都出身 1996年 中央大学法学部卒業 札幌弁護士会所属
日本環境法律家連盟 泊原発廃炉訴訟弁護団事務局長

2月25日(日) 13:30~
とかちプラザ402
参加費:500円

 

2011年11月に提訴した泊原発廃炉訴訟は、6年
を経て結審を迎えるかどうかのところまで来ています。
ところで、昨年10月、12月に、原発裁判で2つの
重要な判決・決定が出されました。1つは、10月20
日に福島地方裁判所が出した「生業を返せ、地域を返
せ!」福島原発訴訟の判決です。この判決は、国の法的
責任と東京電力の過失を認めた画期的な判決です。もう
1つは、四国電力伊方原発3号機の運転差し止を求めて
広島市の住民らが申し立てていた仮処分の「即時抗告
審」に対して12月13日に広島高等裁判所が出した
「運転差止」の決定です。高等裁判所として現実に原発
の運転禁止を命ずる史上初の画期的な決定です。差止の
理由として、火山事象に対して伊方原発が安全性を有し
ていないと指摘しています。この火山事象に対する問題
は、泊原発をはじめ全国の原発でも共通しています。
この度、泊原発廃炉訴訟弁護団事務局長の菅澤紀生弁
護士を迎えて、2つの重要な判決・決定を踏まえなが
ら、泊原発廃炉訴訟の現状と展望を学習します。是非ご
参加ください。

共催:泊原発の廃炉をめざす会十勝連絡会・市民フォーラム十勝
問合せ:問い合わせフォームより投稿してください