講演会 『チェルノブイリ』から『フクシマ』へ

kagami-kouen-DCG

「ベルラド放射線防護研究所」の ホール・ボディ・カウンターは 私の内部被曝を13ベクレル/kgとプリントアウトした。   こんな高いはずはない! しかし何度読み直しても同じだ。 北海道から同行した他の2人は13と20ベクレル/kg だ。 一行7人の日本人の最高は埼玉県在住の女性の 23ベクレル/kg だった。 「ミンスク市民のほぼ平均です。」少し安心した。 しかし, 所長さんのつぶやきをガイドのユーリさんが 通訳するのを我々は聞いてしまった。 「まあ, 西ヨーロッパから来る人は, ほとんど 0ベクレルだけど・・・」 フクシマから遠く離れて, 十勝で生活していて, 確実に内部被曝が進んでいたのだ。 26年後の『チェルノブイリ』が合わせ鏡のように 『フクシマ』の将来を照射している。   2013年9月17日 ベラルーシ ミンスク市で 鏡 坦 (現地記録より)

講師: 鏡 坦

・十勝自然保護協会理事

・泊原発の廃炉をめざす会十勝連絡会世話人

・帯広ウチダザリガニバスターズ代表

・市民フォーラム十勝事務局

日時 : 平成25年12月13日(金) 18:30-20:30

場所 : とかちプラザ306号室

定 員:50名

参加費:500円(資料代として)

 

参加希望者は直接会場へお越し下さい kagami-kouen-tirashi-web

「講演会 『チェルノブイリ』から『フクシマ』へ」への1件のフィードバック

  1. いよいよ、弱者切り捨ての時代に、入ってきました。
    原子力損害の賠償に関する法律では、第三条に但し書きがあり、多大な天災とか、テロによる人災の場合は
    賠償をしなくてよい項目がありますし、
    公害防止法には、放射線性物質は、この法律から除外するという条項がありますので、国は一切責任を取らなくて良いシステムになってます。
    本来は、立法府の議員たちが中心となって、被災者の救援にはどうするかの対策を取るべきなのですが
    これらの業務は、官僚に羽任せ、官僚は自分たちの利権を優先する補助金制作に没頭している現実があります。
    国民は国民で、女将がなんとかしてくれるの期待を捨てずにまっている状況であります。

    裁判は、これまた、財務省の言うなり、、、、
    どうも、日本には、主のいない国家と、改めて認識する次第であります。

コメントは停止中です。